ダイエットやってみたら思ったより簡単だった

今年に入ったぐらいから筋トレを趣味にしています。身体が少しずつ変わっていく事や、扱える重量が少しずつ増えていくのが面白くて続けています。

トレーニングの方法などはYouTubeから情報を得ていて、筋肉を増やすためにはトレーニングしつつ体重を増やす必要があるらしいとのこと。ボディビルダーは体重を増やしつつトレーニングで筋肉も増やす増量期と、大会前になると減量してできるだけ筋肉を落とさないようにしながら脂肪を落とす減量期を繰り返して筋肉を育てるようです。

というわけで自分もビルダーの真似をして春ぐらいから早速食べる量を増やしました。そしてパンツのゴムの上からお腹の脂肪がはみ出して軽く垂れ下がる程度には肉が乗ってきたところでふと、

「これでもし減量できなかったらやばいんじゃね？」

と思いました。自分には減量の経験はなく、しかもダイエットに苦労しているという話はいくらでも聞こえてきます。もし自分も減量できなければ一方通行で太っていくだけです。いや過去に一度だけ、うつ病で食っちゃ寝してた頃に最大70kgまで体重を増やしたあとで55kg程度まで減量できたという経験はあるけど、これも意図して痩せようとしたわけではないので。

ということで、減量をしてみることにしました。減量することそのものが目的というよりは、自分にも減量ができることを確かめるために行う減量です。

結論から書いてしまえば、そこまで苦労することなく、というかむしろ楽に脂肪を落とすことができました。

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私がとった減量の方法

理論的には、摂取するカロリーよりも消費するカロリーの方が大きければ、体重は減っていく。

とは言うものの、食べるもののカロリーを細かく計算してナンタラカンタラ・・・というのは非常に面倒くさい。

ということで自分が行ったのは、以下の２点です。

１．脂質をできるだけ控える（ただし良質な脂質は摂るように）
２．その上で、炭水化物の量を調節する

脂質について

脂質は、摂ったものがそのまま脂肪細胞に蓄えられていくというイメージです。（これが正しいのかどうかは分からない）。

具体的には、1食あたり脂質5g程度になるようにしました。これをやろうとすると、例えば菓子パンはどれも脂質が10～20gぐらいあるので、ほとんど食べられなくなる。どうしても食べたいときは、あんパン系は脂質が2～3g程度なのでこれをたまに食べていました。

明治エッセルスーパーカップのバニラも1個で脂質20g以上あるので、これも食べられない。アイスを食べたいならば種類別氷菓となっているものならばたまに食べていいことにしていました。

ボディビルダーなどガチガチの減量を行う場合は、菓子パンやアイスなんて絶対に食べないでしょう。しかし自分はただ何となくの趣味でゆるい減量を行っているだけなので、そこまで厳しくはしませんでした。

あと良質な脂質というのは、魚やナッツ類のオメガ3脂肪酸と言われるものです。というのも、昨年の検診でLDLコレステロールが高めに出たので、それらは摂るようにしました。焼きサバやブリの煮付けなどそこそこ脂質が含まれていそうなものは気にせずというよりもむしろ積極的に食べるようにしました。

炭水化物について

そして炭水化物は、摂ったものが生きていくためのエネルギーとなり余剰分は脂肪として蓄えられていくというイメージです（これまた正しいのかどうかは分からない）。

私はご飯やパンなど、炭水化物が大好き人間です。なので端から糖質制限ダイエットはやる気がありませんでした。

それに炭水化物をカットするのはあまり良くないらしい。というのも、生きていくためのエネルギーとなるので、それをカットすると体や頭が動かなくなってしまうからです。

なので適度に取りつつも、取りすぎないようにすることが重要です。

どのぐらいが適量なのか計算はせず。日々の体重の変化を見ながら調整していきました。

自分の場合は、晩に必ず食べていた白米をなしにして、代わりに鶏胸肉を塩ゆでしたものを食べるようにしたところ少しずつ体重が減ってきたので、これを2ヶ月ぐらい継続しました。

結果

自宅の体脂肪計によると、体脂肪率12%ぐらいでした。

この写真、光の加減によっては腹筋の割れ目が見えにくくなる程度です。腹筋が横に割れてきているけど、腹直筋下部がまだ甘いです。あとそれでもパンツのゴムから贅肉が垂れ下がる事はなくなりました。アラフィフのおっさんとしてはこのぐらいの身体であればまあ恥ずかしくないぐらいではなかろうかと思います。ガリガリなのはちょっと恥ずかしいけど。

これ以上絞るのもやろうと思えばできたと思いますが、脂っこいものが好きな妻に晩ごはんの準備を任せると、豚バラを使ったものや揚げ物などを作りがちで。ちなみに自分が減量中であることは伝えてあります。そこで「減量中だから」と食べるのを断って夫婦の仲を悪くするよりは、減量の障害になることを覚悟の上で食べて夫婦円満になる方を取りました。

ちなみに私の妻は、夜中にワイン飲んで柿の種をポリポリ食べながら私に向かって「（私）ばかり理想の身体になってズルい」みたいなことを言う愉快な人です。痩せたいならば食べなけりゃいいじゃんｗと本人に直接言ったけど、夜中になにか食べるのは止められないようです。