UberEats配達先住所が曖昧 しかし聞くに聞けない理由が

今現在、自分のUberドライバーの評価は97%となっている。

直近100件の評価が割合として表示されるので、%の表記ではあるがそのまま件数となる。つまり直近では3件のやらかしがあるという事になる。原因は低評価を下した人間が入れなければこちらは何なのか分からないが、3件とも理由は何となく想像がついている。(上のスクショで「1件のレポート」という表示があるが、ここをタップしても何も表示されない)

このうちの1件が、非常にセンシティブで対応に困るものであった。

まずは、その他の2件について簡単にまとめてみる。

Contents

2件の低評価

うち1件はこちら

こちらからかけた電話も、向こうの電波が悪いのか繋がりが悪く、ようやく繋がっても雑音ばかり。それでいて相手の話す内容が「区画整理でこちらの住所が入れられなくて・・・」。そういう話はどうでもいいから場所を教えてくれ、と思っている間にすぐに切れてしまう。

結局バイクを置いて周囲を歩き回ることでようやく相手のアパートを発見。そこは地図上でピンが立っていた場所とは全然違うブロックだった。「玄関先で受け渡し」となっていたので、ピンがずれていることを直接指摘しようと思いながらチャイムを鳴らすも、インターホンから返ってきた返事は「玄関に置いておいてください」。次の配達に急がなければならなかったのでメッセージでの指摘も諦めて配達終了したところ、上記の対応。

もう一度この人に当たらないかと思いながら配達続けてみたものの、それ以降当たることはなかった。

もう1件は自分のせいでもある・・・かも?

その日は風が非常に強い日だった。置き配指定されても、玄関に置いた商品も吹き飛ばされると思うぐらいの強風だった。

その日の配達も、いつものように半分以上が置き配指定だった。重たいものを風上に置くなどして、なるべく飛ばされないように工夫して置いた。

それでも、注文したもの全てが重量のある商品ではなく、当然ながら軽いものもある。そのような商品の中に風で飛ばされてしまったものがあったのだろう。その日の配達を終えてから何の気なくUberアプリで評価を確認すると、低評価が1件増えていた。

この件については、強風でありながら相手に受け渡しを催促しなかった自分も悪かった。しかし注文する側も、風の強い日は直接の受け渡しを選択してもらえるとありがたい。

今回の本題

さて問題の3件目である。

Uber Driverアプリでは、配達先の住所がうまく表示されない事がよくあるようである。こちらの自宅は配達の範囲対象外という事もあり、自分からは注文したことがないので詳しくは分からないが。

その配達も、ピンの立っている住所と部屋番号のみが表示されていた。建物名は表示されていなかったが、どうやら集合住宅のようである。

こういう場合はピンを信用するしかないので、とりあえずはピンの場所まで行ってみることに。

しかし到着してみて「本当にここなのか?」と思うような場所であった。というのも、その建物が某新興宗教団体専用の集合住宅だったのである。「ほにゃほにゃ宗教 第1房」みたいな名前の建物だった。そして入り口には「関係者以外立入禁止」の貼紙。

普段、配達先に疑問を感じた時は注文者に対して「○○という建物で間違いないか」という内容のメッセージを送り確認する。

しかし今回は宗教が絡んでいるので、この確認をすることが憚られた。もしこの住所が正しかったならば、アプリのせいではなく注文者が意図的に建物名を入力しなかったのかもしれない。そしてこの確認をすることで、自分がその宗教を異端のように考えているという事が相手に伝わってしまう。

そう思っているのは事実であるが、自分の中で留めておく限り差別にはならない。しかしこの考えを行動に移してしまうと、それは差別になってしまう。(後になって考えてみると、「アプリ上に建物名が表示されていないが、〇〇という建物で間違いないか」というメッセージを送っても特に差別的な意味は含まれないのではないかと思える)

ということで、もしピンがずれていたならば低評価を食らうことを覚悟して、とりあえず建物のエントランスドアを開けてみると、特に施錠などされておらず簡単に開いた。ここで施錠されていたならば、自然に確認のメッセージを送ることができたのだが。

建物の中は薄暗く静かで、不気味な寒さを感じるようなところだった。人に会う前にできるだけ早くこの場所を出たかった私は、入り口すぐのところに目当ての部屋番号を見つけると、急いで商品を置くと逃げるようにその建物を後にした。

その後、別の配達をしている時に非通知の電話がかかってきたが、とらずに過ごしてしまった。

そしてその日の配達を終えてから評価を確認すると、低評価が1件増えていた。思えばあの電話は、注文した商品が届かないという連絡だったのかもしれない。しかしUberの電話は東京の市外局番03やアメリカの国番号+1などの番号からかかってくるものと思っていたので、非通知だったその電話は無視してしまった。

この配達先が正しかったのか違ったのかは分からない。もしかしたら低評価は別の配達の別の原因によるものかもしれない。

まとめ

Uberで配達をしていると、普段入ることがないような場所に行くことがよくある。

例えば、他所の企業のオフィス内であったり子供たちが勉強中の学習塾であったり、あるいはソープランドであったり、そして今回のような宗教関連施設であったり。

そのような珍しい場所に入るのは貴重な経験である。しかしいくら貴重とは言っても宗教施設はできれば遠慮したいものである。それでも注文を受けた以上配達する義務があるのが、配達員としての宿命である。

いたずら注文で受取人のいない注文をするとかある(お兄さん案件と呼ばれている)らしいが、いたずらで宗教施設を指定するなどはマジで勘弁してください。

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