as ~ as ・・・についての考察

英語学習者の中でも、この構文?は比較的苦手とされているところではないでしょうか。
僕もまだ完全には掴めきれていませんが、これについて考えてみます。

まずは問題から

Paul is a good person. Jimmy is a good person, too.

これをas ~ asをつかって1文につなげるとどうなるでしょうか。
正解は

Paul is as good a person as Jimmy.

です。
この、何で語順が変わってるんだというところについて考えてみます。

1つ目のasは「~と同じぐらい」という意味の副詞

副詞というのがポイントです。
という事は、名詞を修飾することはなくて、動詞、形容詞、副詞を修飾します。

なのd,asの直後にはasが修飾する形容詞が来なければならない事になって、goodだけが前に出てきてasの直後に置かれます。
そうすることで「~と同じぐらい良い」という意味になります。

2つ目のasは「~と比べて」という意味の接続詞

接続詞なので、それに続くのはSV構造でなければなりません。

ちなみにas Jimmyという形だけからasは前置詞ではないかと判断してしまうと「ジミーとして」という感じの意味になってしまいます。

じゃあJimmyと名詞だけになっているのは何でやねんという話になりますが、これはSV構造が省略された形と見るといいです。
この問題の正解は、

Paul is as good a person as Jimmy is.

でもいいわけです。
さらに、あまりこんな言い方はしないと思いますが

Paul is as good a person as Jimmy is a good person.

が全く省略なしの形になります。

全部を訳してみると「ポールは、ジミーが良い人であるという事と比べて同じぐらいに良い人である」という感じになります。

遥か彼方の記憶で、ダウンタウンの松ちゃんが「カモシカのような足ってなんやねん、カモシカの足のような足やろ」なんて漫才をやってきた気がしますが、まさにここでやったのと同じような話です。

ありがちな間違え

Paul is as a good person as Jimmy.

としてしまう事がよくあると思います。
これは、as ~ as・・・を「・・・と同じぐらい~だ」という意味の構文として覚えているからこんな間違えをするんだと思います。
構文として言われるがままに覚えてしまうと、~の中の語順が変わることの説明がつきません。

上に書いたような考えを持っていれば、as a good personとしてしまうとおかしいというのが分かると思います。
まず、a good personは「良い人」という意味の名詞句になります。
この名詞句にasが付く場合、このasは前置詞になります。
という事で、as a good personで「良い人として」、もしくは「良い人のような」という意味になってしまいます。

後半のas Jimmyが「ジミーと比べて」のままだとして、最初のasからが「良い人として」とか「良い人のような」だと全く繋がりません。

あと、as a good personの句としての品詞を考えてみると、例えば「良い人として」だったら「→振る舞う」とか「→知られる」とかいう修飾被修飾の関係になるだろうから、品詞は副詞であると言えそうです。
「良い人のような」だったら「→存在」とか「→雰囲気」とかでしょうか、なので品詞は形容詞であると言えそうです。

さて、最初のPaul is as a good person.について見てみると、述語動詞Vがisなので第2文型であることが予想されます。
という事で、isの後ろに来る補語Cになることができる品詞は、名詞か形容詞のどちらかです。
この時点で、副詞であるという解釈は脱落です。
そして残った形容詞ですが、asから続く形容詞句は主格補語(SVCのC)よりは目的格補語(SVOCのC)の位置に来ることの方が多そうな気がします。(主格補語になることはないと断言できるかどうかは分かりません)
なので、Paul is as a good person. なんていう言い方はしないという事ですね。
そもそもこの文の意味を考えてみても、良い人なのか良い人のようで違うのかはっきりせい!という感じになると思います。

こういう違和感を英文を見ただけで感じることができるようになったら、もうバッチリだと思います。

おまけ

1つ目のasは副詞なので、副詞を修飾することもできます。
例えば、

Paul runs fast. Jimmy runs fast, too.

だったら、副詞のfastに副詞のasを付けて

Paul runs as fast as Jimmy.

となります。
「ポールは、ジミーと比べて同じぐらい速く走る」ですね。
なので、as ~ asの間には形容詞も副詞も入りますよという話でした。

ちなみに動詞が入ることはないのかと考えてみましたが、それは思いつきませんでした。
「同じぐらい食べる」と言ったとしても、これは量のことを言っているんだろうから「eat as much」になって、結局は形容詞が入ることになります。

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