「もしドラ」を読み終わりました

かつて話題になった本を読んだので、たまには本の話でも書いてみます。
ネタバレはなるべく書かないようにしますが、それでも読む前に知りたくなかったというような事を書いてしまうかもしれませんので、そのつもりで読み進めてください。

全体的な感想など

僕はもしドラとしか覚えていませんが、正しいタイトルは「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」です。
ドラッカーの『マネジメント』という本はビジネス書として有名なようですが、これを読んだ野球部の女子マネージャーがチームを改善していくという話です。

野球部のマネージャーと言うと雑用が主な仕事だったりします。
一方『マネジメント』で書かれているマネージャーというのは、当然ですが雑用係ではなく経営者という感じの意味なので、これを野球部に当てはめると監督が一番近いと思います。
この違いを分かっていない主人公の川島みなみが、何も知らずにこの本を読んでチームを改造していくというのを作者の岩崎夏海さんは書きたかったようです。
本書ではこの二者の立場をそれぞれ「マネージャー」「マネジャー」と書き分けていたようです。

これから読む人もいるかもしれないので内容について詳しくは書きませんが、ビジネス書的な要素はほとんどなく純粋に物語として楽しめました。
所々に『マネジメント』に書いてある言葉とそれが載っているページ数が紹介されているので、初心者に向けた『マネジメント』の紹介本という見方もできると思います。

あと、ものすごく読みやすい本でした。
それなりの厚さがあったのですが、読み終わるのに2時間かかっていないと思います。
アニメ化されているような小説作品だと、多くは本を読むよりはアニメを見るほうが早いと思って僕は大体後者を選択します。
でもこれについては、アニメよりも本のほうが早く終わりそうです。
あと実写映画にもなっているようですが、時間的には大体同じぐらいになると思います。

僕にとって読みやすいということは簡単な日本語で書かれているという事なので、小説に美しい文章を求めるような人には向いていないかもしれません。
ライトノベルという感じなのかもしれません。
ちなみにガチのラノベは、日本語の体をなしていないものもあって逆に読みにくいです(笑)。

気を付けなければならないと思ったこと

これに感化されて自分も同じようにドラッカーの『マネジメント』に倣った管理をするんだと思って実践すると、ほぼ間違いなく挫折を味わうことになると思います。
この本はフィクションだから全然問題ないのですが、それにしてもやる事なす事次々に上手いこと回っていきます。
ここまで上手くいくとマネジメントも楽だろうけど、その反面苦労の中にある楽しさというか何というか、そんなものは感じられないのではないかと思いました。
でもまあ2~300ページ程度の中にいろんな要素を詰め込もうと思ったら、挫折なんてしていられないという感じかもしれません。

あと、僕は『マネジメント』を読んでいませんが、箸にも棒にもかからないようなチームのメンバーは切り捨てるような事は書かれていなかったのかなとも思いました。
最初はあまりにもだらけている野球部でありながら切り捨てられた人は1人もいなかったのですが、どんなにチームの目標に向いていないような人でも上手にマネジメントするような事を書かれているのかどうかというのが、僕には興味あります。

その辺り、フィクションと割り切って読む方がいいと思います。

特におすすめはしませんが、この記事で興味を持ってもらえたならば立ち読み程度で読んでみるといいかもしれません。

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