安く買った切手に関する仕訳について

早速発送に切手を使用しているので、これについて早めにクリアにしておこうと思います。

まず前提から

切手を買った場合は、基本的には貯蔵品という勘定科目に計上するようです。
現在、Amazonギフト券を商品券という勘定に計上していますが、これも貯蔵品でよかったようです。

ぼくの場合は、Amazonギフト券と切手の簿価がそれぞれどれだけかというのが分かるように、ギフト券は商品券に、切手は貯蔵品にそれぞれ計上しようと思います。
今後さらに勘定科目を増やさなければならなくなった時に枠が足りなくなったら、その時はまとめるかもしれません。

また、切手を買ってすぐに使う場合は、通信費であったり経費であったりでもいいようです。
切手を買って資産に入れて、すぐに資産から出して通信費として消費して、と処理するのが面倒なので、ダイレクトに通信費としていいという事でしょう。
逆に、すぐに使わないのに通信費として消費したとしてしまうと、その後やっぱり使わないから換金したという場合に所得隠しも可能になってしまうので、疑われるような事はやめておいた方がいいでしょう。

10万円分ならどうかと言うと、今すぐもしくは数日中のうちに例えば1,000円の送料の荷物を100個送るとかいうのであれば、通信費でいいと思います。
ぼくの場合は使いきるまでに何ヶ月かはかかると思うので、貯蔵品とします。
それに、大した儲けも出ていないどころか赤字になっているのに、これ以上経費を増やしても何も嬉しいことありませんので。

貯蔵品の勘定科目は、エクセル簿記では④の貸借対照表シートの資産の部に追加します。
excelb
こんな感じです。

仕訳の記帳方法

では本題です。
また例を出しながら、それぞれのパターンに分けてどういう仕訳になるかを考えてみます。

1.切手を購入した

ここはぼくの場合に合わせて、額面10万円分の切手を9万円で購入したとします。
その場合の仕訳は以下のようになります。

借方 貸方
貯蔵品 90,000 普通預金 90,000

貸方は、現金なり預金なり、もしくは事業主借なりの出金元の勘定科目にしてください。
あと数字は、額面ではなく購入の際に実際に支払った金額を記入します。
これが簿価になります。

あと、簿価に90,000円追加、額面に100,000円追加というのも管理しておいてください。

2.送料全額分の切手を使用して発送した

例えば、1,235円の送料を全額切手で払ったとします。
別納で払うというのでもいいし、荷物に貼り付けて発送したというのでもいいです。
この場合の仕訳は以下のようになります。

借方 貸方
荷造運賃 1,235 貯蔵品 1,111
雑収入 124

エクセル簿記の場合はそれぞれの行で貸方と借方を合わせて

借方 貸方
荷造運賃 1,111 貯蔵品 1,111
荷造運賃 124 雑収入 124

と入力します。
今後いちいちこの説明はしませんが、これと同じように考えてください。

まず簡単に考えると、額面の90%で切手を購入しているので、1,235円分の切手を買うのにかかっている金額は1,235×0.9=1,111.5です。
ぼくは端数を切り捨てにしているので1,111となり、これを貯蔵品の簿価から減らします。
荷造運賃が1,235円かかっているのに減らす簿価は1,111円となるので、この差額を雑収入とします。

雑収入に0.1をかけて計算してしまうと123.5になりますが、これも端数処理する必要があります。
これを切り捨ててしまうと、貯蔵品1,111+雑収入123=合計1,234となってしまい、借方と数字が合わなくなってしまいます。
じゃあ貯蔵品は切り捨てて雑収入は切り上げなどとしてしまうと、まどマギのキュゥべえではありませんが訳が分からなくなってしまうと思います。(キュゥべえについては分からなければスルーして下さい)
また両方とも四捨五入とすると1,112+124=1,236となり、やっぱり合わなくなります。
なのでぼくは、貯蔵品については0.9をかけて端数処理で切り捨てて、雑収入は荷造運賃と貯蔵品の差額としています。

ちなみにこの時点だと額面の90%というのが分かるので0.9をかけてもいいですが、今後違う料率で切手を追加購入した場合に何をかけたらいいか分からなくなると思います。
また端数処理の影響でも料率が微妙に変わってきます。
なので、ここでかける値は(貯蔵品の簿価残高÷切手の額面残高)とします。

切手を購入したら簿価と額面を増やして、使用したら簿価と額面を減らす、というような履歴を管理できるExcelシートを作っておくといいでしょう。

3.送料の一部は切手を使用して、不足分を窓口で払って発送した

上からの続きとします。
この時点での貯蔵品の簿価残高は、90,000-1,111=88,889です。
この時点での切手の額面残高は、100,000-1,235=98,765です。

この状態で、送料1,985円のうち1,980円は購入してある切手を貼って、残りの5円は窓口で現金を払うとします。
この場合の仕訳は以下のようになります。

借方 貸方
荷造運賃 1,985 貯蔵品 1,782
雑収入 198
現金 5

まず貯蔵品の値を計算します。
手持ちの切手から使用した分の額面に、簿価残高÷額面残高の値をかけます。
1,980×(88,889÷98,765)=1,782

雑収入は以下のようになります。
1,980-1,782=198

あとは残りの現金で払った分を貸方に入れて、できあがりです。

2で端数の丸めを行っているので、簿価÷額面で計算した料率は微妙に90%からずれています。
実際、88,889÷98,765=0.90000506252となります。
なので、料率90%で買ったからと言って0.90を使い続けていると、次第にずれていってしまう可能性があります。

4.事業用ではなく個人的に切手を使用した

また上からの続きとして、この時点での簿価と額面の残高を計算しておきます。
簿価残高が、88,889-1,782=87,107です。
額面残高が、98,765-1,980=96,785です。

さて、せっかく安く買った切手なのだから個人でも使用したいと思うでしょう。
例えば、個人的に額面400円分使用したとします。
その場合の仕訳は以下のようになります。

借方 貸方
事業主貸 400 貯蔵品 360
雑収入 40

400×(87,107÷96,785)=360が貯蔵品の値で、差額の40が雑収入です。

個人的に使うんだから使った簿価分を貯蔵品から減らすだけでいいだろうということで、

借方 貸方
事業主貸 360 貯蔵品 360

としてもいいと思いますが、上のように雑収入まで含めておくと額面いくら分を使用したかというのが仕訳上で見えるようになります。

2015年11月3日追記:
と思ったけど、個人使用で雑収入を計上していたらおかしなことになる気がしてきました。
400円切手を事業資金から360円支払って買ったけどこれを個人使用した場合、上の方法で仕訳をすると40円の売上が上がってきてしまいます。
なので、下の方法で仕訳をするべきと考えます。

とりあえずこんな感じでパターンは網羅できているでしょう。
その他、手持ちの切手を換金したとかいうのが考えられますが、ぼくは今のところその予定はないので特に考えません。

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