米国への食料品の発送、PN確認番号の取得方法など

eBayの落札履歴を見ていると、カップラーメンが結構いい値段で落札されていました。
ということで早速ぼくも真似してみました。
しかし後になって、アメリカへの食料品の発送は結構面倒だというのが分かりました。

この出品はworldwideにしていたので、アメリカ人以外の人が落札してくれーと思っていましたが、その思いも虚しくアメリカ人に落札されてしまいました。

アメリカへの食料品の発送について

アメリカではバイオテロ法という法律があって、それで食品の輸出入については厳しくチェックされるようです。
それで、カップヌードルはどうかというのを調べてみました。

インターネットでのみんなの話を見てみると、送れないという意見と送れるという意見がありました。
ぼくの印象では、送れないと言っている人は伝聞調で、送れると言っている人は実体験を元にしたものが多かったようです。
ただ中には、旅行で持ち込もうとして空港で没収されたという話もありました。

それらを総合してみると、送れる確率は高そうだけど人によって対応が違うという感じではないかと思います。

BSEの影響で牛肉に関わるものがマズいという意見もありました。
今回ぼくはシーフードヌードルを出していますが、原材料を見ると牛肉および牛肉エキスは含まれていませんでした。
なので、ぼくの見解としては問題ないつもりです。
向こうがどう判断するかは分かりません。

後は、もし途中で廃棄されるようなことがあればバイヤーにごめんなさいして返金に応じるというつもりで、とりあえず発送してみることにしました。

PN確認番号が必要

米国に食料品を発送する際には、事前にPN確認番号(Prior Notice Confirmation Number)というものを取得する必要があるようです。
事前に、こういう食料品を送りますよというのをFDA(アメリカ食品医薬品局)に伝えておいて、届いた時の検査をスムーズに行うためのもののようです。
PN確認番号が必要な発送に番号が付いていなかったら、内容の問題あるなしに関わらず破棄されるような事もあるようです。

ちなみに商取引ではない個人間の発送の場合は、PN確認番号の取得は必要ないようです。
これは完全な推測ですが、eBayにカップラーメンを出品している人の多くは、アメリカへはこの方法で発送しているのではないかと思います。

しかしぼくはこれを事業として捉えているので、筋を通すべきところはしっかりと通して行こうと思います。
藪をつついて蛇を出す行為になるかもしれませんが、その時はその時です。

自分の行動に自信を持てるだけの調査はしたので、あとは相手が何か意見してきたら自分の考えを主張できるようにしておくつもりです。
SEALDsの奥田君のように、相手がちょっと何か言ってきただけですぐに何も言い返せなくなるような程度の考えでは行動していないつもりです。

ということで、PN確認番号の取得に挑戦しました。

PN確認番号の取得方法

これ、今朝の7時頃から調べ始めて、番号の取得までして荷物を発送出来たのが12時近くです。
FDAのサイトは当然英語なので、かなり手こずってしまいました。

ひょっとしたら間違えている所があるかもしれませんが、自分がこのようにやったというのを紹介してみます。

1.FDA Industory Systemsでアカウント作成

まずはここから行います。
このメインのアカウントがあって、ここからそれぞれのシステムに飛ぶようになっています。

1-1 サイトにアクセス

http://www.access.fda.gov/にアクセスします。
fda01

するとこのような画面が開くので、「+ Create Account」をクリックします。

1-2 該当する部門と使用するシステムを選択する

fda02

この画面になります。
まずは上のラジオボタンで該当する物を選択します。
上から順に「生き物」「(医療?)機器、放射能」「食料品、サプリメント」「タバコ」という感じだと思うので、上から3番目を選択します。

ラジオボタンを選択すると、その下の部分が開きます。
必要になるのが左下の「Prior Notice System Interface」なので、ここにチェックを入れます。
あと他のシステムも共通のアカウントで使用できるように、全部にチェックを入れておくといいと思います。
理由は後述しますが、「Food Facility Registration」にはチェックを入れておくといいと思います。
Food Facility Registrationにチェックを入れると、そのすぐ下にFDAとの契約のもと合衆国の代理人として仕事をしているか?というような質問が出てきますが、該当する人は滅多にいないと思うので「No」を選択しておいていいでしょう。

1-3 アカウント情報を入力する

ここは特にスクリーンショットを取っていませんが、自分の名前や住所などを登録します。
ぼくは最初Operaブラウザで登録しようとしたのですが、国を選択したあと県をプルダウンで選択するところが上手く動かなかったので、Chromeで入力し直しました。

あと個人事業主の代表って英語でどう言うのかと思って調べたら「President」でいいという意見があったので、恐れ多くもPresidentと入力させてもらいました。

最後に、嘘やら詐欺やらの入力をしたら罰せられるけどいいですか?みたいな質問があるので、「I understand.」にチェックを入れてから「Create Account」をクリックします。

1-4 ログインする

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このような画面になります。

2.PN確認番号を取得する

次に、商品情報等を入力してからPN確認番号を取得します。

2-1 Prior Notice System Interfaceを開く

上のログインした画面の左下にある「Prior Notice System Interface」をクリックすると、以下の画面が開きます。
fda04

ここで、上から3番目の「Create New Web Entry」をクリックします。

2-2 Web Entryのタイプを選択する

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「Mail(Commercial)」を選択します。
商取引なのでCommercialは間違いないと思うのですが、Mailでいいのかどうかはちょっと自信ありません。

2-3 Web Entryの情報を入力する

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画面を見てもらえれば分かると思いますが、まず発送予定の日付を入力します。
予定なので、多少前後するのはいいのではないかと思います。
ぼくは10/5と入力しましたが、正午前に発送したので現地日付だと10/4になるような気がします。

その次に、Submitter(このエントリーの提出者)を入力します。
あなたはこのWeb Entryでの提出者ですか?という質問なので、Yesを選択します。
Yesならば最初に登録したアカウント情報が提出者の情報になるので、わざわざ入力しなくていいよという事だと思います。
ところで「No」ってどういう場合になるんだろうと考えてみましたが、分かりませんでした。

あとは、United States Recipient(アメリカの(荷物の)受取人)を入力します。
提出者と受取人は同じ人ですか?という質問なのでNoを選択して、Enter US Recipientをクリックしてから受取人の情報を入力します。
ぼくは最初Recipientの意味を分からずにスルーしてしまって、最後の方で入力しろと警告が出て入力しました。

2-4 入力内容の確認

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このような画面が出るので、内容を確認します。
Recipientは後で入力したので、この時点ではまだ入力していません。

2-4 商品の情報を入力する

上の画面で「②Create Prior Notice」をクリックすると、次の画面が開きます。
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まずはProduct Informationを登録します。
「Search>>」をクリックすると、次のような画面が開きます。
fda08
あ、この画面の前にワンクッションありました。
それぞれ選択肢が出るので、当てはまるものを選択していきます。
今回はシーフードヌードルなので、「Macarroni/Noodle Product」→「NOODLES, INSTANT」と選択しました。

そうして上の画面に行くので、Packaging Methodを「Plastic, Synth」、Process Appliedを「NTRL/ATRFCL DRIED」をそれぞれ選択します。
発泡スチロールを「Plastic, Synth」としていいのか、あと「NTRL/ATRFCL DRIED」は自然または人の手による乾燥ということでいいのかどうか、ちょっと自信ありません。

最後に元の画面に戻って、商品名を入力します。
Product Informationは以上です。

次に「Quantity and Packaging」(数量と梱包)を入力します。
「Wizard」ボタンをクリックすると、商品1個が何グラムで、それが何個セットで箱に入って・・・というのをイラストに従って入力できるようになっています。
ぼくは、商品1個が95Gramsで、それが8個でCartonになって、Carton1つがBoxに入っていると入力しました。
最後のBoxは余計だったかもしれませんが、Wizardに従って入力したらこうなってしまいました。

最後のRefusal Informationは、同じ商品が過去にアメリカを含むどこかの地域で断られた事があるかと言う事だと思うので、Noでいいでしょう。

2-5 商品の製造元と発送人を登録する

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次に商品の製造元と発送人を登録します。
登録内容の確認画面だけスクリーンショットを取っていて、それがこちらになります。
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製造元について、まずRegistration Numberを入力しろと出てきます。
ここでこの番号を取得するために、一番最初にチェックを入れたFood Facility Registrationのシステムを使用します。

ここでNissinのRegistration Numberを検索したのですが、出てきませんでした。
なのでRegistration Numberは空欄にして、後は会社名と住所を入力しました。
住所は入力必須ではありませんでしたが、Registration Numberを入力しないのならば住所を入れろと言われたので、全部入れています。
あとは「Registration Not Requied」と「Unable to determine the registration number of the manufacturer」を選択しました。
「理由は知らないけど登録されてなかった」というつもりです。

あと、ShipperはSubmitterと同じとしています。

2-6 入力内容の確認とPN確認番号の取得

上の画面で「③Submit Prior Notice」をクリックすると、確認画面が開きます。
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内容を確認して、誤りがなければ「Yes」をクリックします。

すると次の画面になります。
fda15
ここでようやくPN確認番号が出てきます。

最後に、このWeb EntryをComplete(完了)しますか?という質問があるので、「Yes」をクリックして完了させます。
fda16
この画面で右下のSubmittedに日付が入っていたら、このWeb Entryがその日時に提出されたということになるので、これにてようやく完了です。
最初の画面にも赤字で「Web Entryはcompleteしなければならない」というような事が書いてあるので、忘れずにcompleteまでやりましょう。

3.税関告知書にPN確認番号を記入する

記入欄は特に用意されていません。
なので、商品名の後ろに「PN No.xxxxxxxxxxxx」という文言を追加しておけばいいでしょう。
というような事が郵便局のホームページの説明に書かれていました。

いろいろ調べて番号を取得して、そしてこの記事をまとめて、それだけで丸一日費やしてしまいました。
こんな事やらずに、商取引ではない個人間の発送としてしまうのが楽だったのは確かです。
でもそうやって送った後この発送がどうなるかと不安に過ごすよりは、やるだけのことはやったと言うことでドンと構えていられるのはよかったと思います。

一つアドバイスをするならば「eBay初心者は食料品の出品はやめておけ」という事です。
このカップヌードルも大して儲かったわけでもないし、手間がかかっただけでした。
それでも経験は得られましたが。

まだあといくつか在庫があるので、どうしようかと思っています。
PN確認番号の取得を一度やったので、次はもっとスムーズにできると思います。
ですが少なくとも今の在庫を捌けたら、もうしばらく食料品の取り扱いは御免蒙りたいと思っています。

P.S.
この記事をまとめるまでに8時間はかかっているので、情報料を欲しいぐらいです(笑)
まあこれは半分冗談のような感じなので、遠慮なくこの情報を役立ててもらえたらぼくも嬉しく思います。

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