自動詞、他動詞とは何か

最近のマイブームである、自動詞と他動詞についてです。
英語についての話ですが、小5の公文から英語を習い始めて、それからずっと何となくモヤモヤしたまま約30年が過ぎてしまいました。
最近ようやく分かり始めたので、纏めてみます。

なぜ自動詞と他動詞を意識する必要があるのか

そもそもの話になりますが、やっぱりここから始めないとだめでしょう。

ざっくりと言ってしまいますが、自動詞とは目的語が続かなくても文章が成り立つ動詞であり、他動詞は目的語が続かないと文章が成り立たない動詞です。
これだけだとドユコトー?と思うでしょう。
いい例文をネットで見つけたので、紹介してみます。

He looked at a monkey.
He watched a monkey.

どちらも「彼は猿を見た」という文章ですが、この例文でlookedは自動詞でwatchedは他動詞です。
それぞれ分解して訳すと、以下のようになります。

He         looked      at       a monkey.
(彼は)     (見た)      (を)         (猿)

He         watched           a monkey.
(彼は)     (を見た)                (猿)

両方の例文から目的語を外して考えてみます。
上の文章からat a monkeyを外すと「彼は見た」となり、これだけで文章として成り立っています。
下の文章からa monkeyを外すと「彼はを見た」となってしまい、文章としておかしくなります。
おかしいと言っても、アメリカ人にこう言っても何となく通じると思います。
でもHe watched.と言っただけで止めて涼しい顔をしていたら「・・・って何をだよ!?」とツッコミを入れさせてしまうことになります。

自動詞と他動詞というのを意識しないで、He looked a monkey.とかHe watched at a monkey.と言ってしまうと、英語圏の人にとっては「彼は猿見た」とか「彼は猿をを見た」という感じのおかしな文章に聞こえてしまいます。
なので自動詞と他動詞を意識して、自動詞の後に目的語を付ける場合はちゃんと前置詞を付けて、他動詞の後は問答無用で前置詞なしの目的語を付ける必要があるというわけです。

じゃあアメリカに行って道を歩いている人を捕まえて、自動詞と他動詞って何か知ってるか聞いてみると、恐らくですが「なにそれ?おいしいの?」というような返事が返ってくる事が多いと思います。
文法の事はよく分からないけど、自動詞と他動詞をちゃんと使い分けているという状態だと思います。

ぼくを含めた日本人も、文法についてはよく分からない人が多いと思いますが、「彼は猿に見た」とか「彼は猿へ見た」とは言わずに、ちゃんと「彼は猿を見た」と言うと思います。
日本人が「を」「に」「へ」などの助詞を意識しないでもちゃんと使い分けられるように、英語圏の人も意識せずに自動詞と他動詞をちゃんと使い分けているはずです。
日本人の英語学習者として、目指すのはここです。

自動詞と他動詞が混乱した原因

ぼくの場合ですが、原因は中学か高校の英語の勉強にありました。

この頃、自動詞と他動詞という言葉と一緒にriseとraise、lieとlayという英単語が出てきました。
今の中高生も、これに悩まされている人が少なくないのではないかと思います。
活用がそれぞれ違いますが、今回はそれは置いておきます。

単純に、以下のようになります。

rise・・・自動詞で、意味は「上がる」
raise・・・他動詞で、意味は「~を上げる」

lie・・・自動詞で、意味は「横たわる」
lay・・・他動詞で、意味は「~を横たえる」

英語の先生だったか国語の先生だったか、はたまた色々言われたのを自分なりに勝手に解釈したのか忘れましたが、自動詞と他動詞を以下のように勘違いしていました。

「自分自身に作用する動詞は自動詞、自分以外のものに作用するものは他動詞である」

確かに、上がるのは自分で、上げるのは自分が他の誰かにしてあげる事だと言えます。
同様に、横たわるのは自分で、横たえるのは自分が他の誰かにしてあげる事だと言えます。

でもこのルールで行くとlookとwatchは「見る」なので、両方とも自分に作用する自動詞だということになってしまいます。
という事でこのルールには、以下の重大な文言を追加したものにする必要があります。

「少なくともriseとraise、lieとlayについては、自分自身に作用する動詞は自動詞、自分以外のものに作用するものは他動詞である」

他はこのようなルールに当てはまるというのは言えないので、限定的な範囲にしか適用されないこんなルールを持ち出すのが間違いだったんだと思います。
おかげで、ずっと勘違いしたままここまで来てしまいました。

自動詞と他動詞とは何か

今回のメインテーマです。

一番最初にも書いたのですが、後に目的語を続けなくても文章が成り立つ動詞のことを自動詞、後に必ず目的語を続けなければ文章が成り立たない動詞のことを他動詞と言います。
これが全てです。

自動詞は目的語を続けなくてもいいので、そこにわざわざ目的語を続けようとするならば「~を」「~に」「~へ」などの前置詞も付けなければなりません。

他動詞は動詞の中に「~を」「~に」「~へ」などの意味を含んでいるので、その後に前置詞を付けない目的語を続けなければなりません。

ちなみにですが、5文型の中でSVとSVCのVは自動詞になり、SVOのVは他動詞になります。
He looked at a monkey.
He watched a monkey.
の例文で文型を考えると、上の文型がSV、下の文型がSVOになります。

自動詞と他動詞が見えてくると、文型も見えるようになります。

覚え方

自動詞と他動詞に法則を見出そうとしている人には残念なお話ですが、法則はありません。
もしあったとして、それを探すのは言語学者の仕事になります。
私達一般人にとっては、言語の歴史を辿って法則を探すという非効率的な事をするよりは、使えさえすればそれでいいと思います。

という事で、1つずつ覚えるのが一番楽でしょう。

覚えると言っても、わざわざ自動詞か他動詞かをずらずらと並べて一生懸命暗記とかする必要はないと思います。
短期間で覚えたいならばこれも有効だと思いますが、もうちょっと楽にいってもいいのではないかと思います。
どうするかというと、日々意識して英語に触れるだけでいいと思います。

例えば分からない動詞を辞書で調べた際には、自動詞か他動詞かまで確認するといいと思います。
自動詞か他動詞かによって意味が変わる単語だったり、riseとraiseみたいに自動詞と他動詞て別の単語になったりというのがあるというのを意識するだけで、徐々に定着するのではないかと思います。
他には普通に英文を読んでいて、この動詞は自動詞か他動詞かと考えてみるのもいいと思います。
見分け方はそんなに難しくなくて、その動詞で文章が終わっていたり後ろに前置詞付きの目的語が続いたら自動詞で、後ろに前置詞なしの目的語が続いたら他動詞という感じです。
ただし、他動詞で目的語が省略される場合もあるようなので、このルールも絶対とは言えません。

全く何も意識しないでいるのとちょっとだけ意識してみるのとでは、続けると大きな差になると思います。

今現在の自分の知識で書いたので、もしかしたら間違っているところがあるかもしれません。
それがあった場合は、よかったら指摘していただけるとありがたいです。

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コメント

  1. より:

    お前の間違え方書く必要ねえだろ

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