候補問題No.5のスイッチとコンセントの結線について

2ちゃんねるでも議論になっているようなので、ぼくも考えてみます。

まず問題の箇所の単線図です。
SN3V1145
タンブラスイッチが2個と、その下にコンセントです。
この部分について、何パターンかの結線方法を考えてみます。

1.黒本での方法
SN3V1146
これの何が問題かというと、ロのスイッチからコンセントへの黒の渡り線が斜めになってしまっていることです。
問題というよりは趣味の話です。

何でこんな事をしているかと考えてみると、この部分に来ている電線の本数は2芯ケーブルが2本なので4本です。
その4本を見てみると、左側2本が電源に繋がる線で、右側2本がスイッチから各器具への電線となり、綺麗に分けられます。
逆に言うと、電源に繋がる電線とスイッチからの電線をそれぞれ並べて書いたならば、必然的に渡り線が斜めになってしまうということだと思います。

ぼくの1回目のNo.5の練習でも、この方法になっていました。

2.複線図と結線が一番すっきりする方法
SN3V1148
斜めになっている線が1つもないので、ぱっと見一番わかりやすいと思います。

この方法は、1で書いた方法と利点欠点がちょうど逆になった感じです。
このまま施工すると、左のケーブルが電線の接地線とロのスイッチから器具へ行く線になり、右のケーブルが電線の非接地線とイのスイッチから器具へ行く線になります。
これでボックス側の接続をすると、間違える可能性があります。

技能試験の問題ならば、スイッチ部分からジョイントボックスまでの距離は10数センチ程度なので、どの線がどこに差し込まれているかというのは簡単に見ることができます。
しかしこのまま実際の現場で施工してしまうと、スイッチとボックスはメートル単位で離れていてしかもそのケーブルも隠れて見えないかもしれないので、ミスする可能性が増えてしまうと思います。
もちろん技能試験においてはそこまで考える必要はありませんが、電源に繋がる2本の電線が別のケーブルになってしまうというのが気持ち悪いという話です。

3.ケーブルを綺麗に分けられて、スイッチの結線も綺麗になる方法
SN3V1155
こうなります。
左2本がスイッチからの電線で、右2本が電源に繋がる電線となります。
そして渡り線が斜めになることもありません。
とても美しいですね。

今のぼくが施工するならば、多分こうすると思います。

じゃあこの方法でいいじゃんと思いますが、ここにも問題が一つあります。
ずばり、複線図の電線が交差してしまうことです。
複線図を書いてから施工する場合、なるべくすっきり書こうとするだろうから、恐らくこの図にはならないと思います。
2の複線図を書いて3の方法で施工するという人はいるかもしれません。

4.コンセントを先に接続してしまう方法
SN3V1153
これは今までの話とはあまり関係ありませんが、おまけで載せておきます。
こうした方が分かりやすいという人もいるようです。

非接地からの黒線をわざわざ遠いコンセントではなく近くのイのスイッチに接続すれば電線も短くて済むしごちゃごちゃもしないのに、と思うのですが、その人の複線図を書く手順というのがあるんだろうと思います。

あと、ここの部分は黒の渡り線を2本作るので、電線をこのように処理する事になります。
SN3V1156
白と黒で長さに差ができるので、黒をイのスイッチに接続することでうまくその差を利用できます。

ただ、器具間の距離は配線図に指定されている長さの50%以上あれば欠陥にならないようなので、黒を遠くのコンセントに差し込むためにケーブルをスイッチの方に引っ張る事になっても、ほぼ問題にはならないと思います。

ということで結論は、
「好きなやり方でやればいいじゃん(笑)」
です。

最優先にするべきことは、間違いなく接続することです。
どのやり方でも間違いではないのだから、あとは自分が分かりやすいと思う方法でやるのが一番いいですね。

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