第二種電気工事士試験の合格率について考えてみました

ぼくは合格者等の推移などを見て、今まで何となく6~7割ぐらいの合格率というイメージでいました。
でもこれ、筆記試験の合格率が6~7割で、技能試験の合格率が7割ぐらいでした。
ということは、筆記試験と技能試験の両方をクリアする率はもっと低くなるということですね。

ざっくりと計算すると0.65×0.7=0.455ということで45%ぐらいだと思いますが、一度まとめてみたいと思います。
電気技術者試験センターのホームページにある試験実施状況の推移に昭和60年からの統計データがありますが、何度か統計の取り方が変わっているので直近4年8期分だけ見てみようと思います。

まず、上のURLに以下の表が出ています。

 度 受験申込者 筆記試験 技能試験
筆記
申込者
筆記
免除者
小計 申込者
*1
受験者 合格者 申込者
*2
受験者 合格者
平成
23年度
上期 82,120 17,325 99,445 82,120 76,277 49,609 66,934 63,437 43,893
下期 24,751 2,735 27,486 24,751 18,798 10,370 13,105 11,858 8,448
106,871 20,060 126,931 106,871 95,075 59,979 80,039 75,295 52,341
平成
24年度
上期 84,344 18,694 103,038 84,344 78,060 45,392 64,086 60,961 43,748
下期 29,002 3,058 32,060 29,002 21,665 12,644 15,702 14,244 9,334
113,346 21,752 135,098 113,346 99,725 58,036 79,788 75,205 53,082
平成
25年度
上期 90,791 17,771 108,562 90,791 83,746 52,758 70,529 66,975 52,339
下期 34,644 3,391 38,035 34,644 25,818 15,630 19,021 17,206 11,661
125,435 21,162 146,597 125,435 109,564 68,388 89,550 84,181 64,000
平成
26年度
上期 86,242 16,962 103,204 86,242 79,323 49,312 66,274 62,919 47,447
下期 35,063 3,622 38,685 35,063 26,205 12,960 16,582 14,962 10,304
121,305 20,584 141,889 121,305 105,528 62,272 82,856 77,881 57,751

*1:筆記免除者を除く
*2:筆記免除者+筆記合格者

ここに列をいくつか追加してみました。

 度 受験申込者 筆記試験 技能試験 (C)技能試験の受験率 (D)技能試験申込者の内筆記合格者の割合 (E)技能試験受験者内の筆記合格者数 (F)技能試験合格者内の筆記試験合格者数 (G)筆記試験からの合格率
筆記
申込者
筆記
免除者
小計 申込者
*1
受験者 合格者 (A)筆記試験の合格率 申込者
*2
受験者 合格者 (B)技能試験の合格率
平成
23年度
上期 82,120 17,325 99,445 82,120 76,277 49,609 0.650 66,934 63,437 43,893 0.692 0.948 0.741 47,017 32,532 0.426
下期 24,751 2,735 27,486 24,751 18,798 10,370 0.552 13,105 11,858 8,448 0.712 0.905 0.791 9,383 6,685 0.356
106,871 20,060 126,931 106,871 95,075 59,979 0.631 80,039 75,295 52,341 0.695 0.941 0.749 56,424 39,223 0.413
平成
24年度
上期 84,344 18,694 103,038 84,344 78,060 45,392 0.582 64,086 60,961 43,748 0.718 0.951 0.708 43,179 30,987 0.397
下期 29,002 3,058 32,060 29,002 21,665 12,644 0.584 15,702 14,244 9,334 0.655 0.907 0.805 11,470 7,516 0.347
113,346 21,752 135,098 113,346 99,725 58,036 0.582 79,788 75,205 53,082 0.706 0.943 0.727 54,702 38,611 0.387
平成
25年度
上期 90,791 17,771 108,562 90,791 83,746 52,758 0.630 70,529 66,975 52,339 0.781 0.950 0.748 50,099 39,151 0.468
下期 34,644 3,391 38,035 34,644 25,818 15,630 0.605 19,021 17,206 11,661 0.678 0.905 0.822 14,139 9,582 0.371
125,435 21,162 146,597 125,435 109,564 68,388 0.624 89,550 84,181 64,000 0.760 0.940 0.764 64,288 48,876 0.446
平成
26年度
上期 86,242 16,962 103,204 86,242 79,323 49,312 0.622 66,274 62,919 47,447 0.754 0.949 0.744 46,816 35,304 0.445
下期 35,063 3,622 38,685 35,063 26,205 12,960 0.495 16,582 14,962 10,304 0.689 0.902 0.782 11,694 8,053 0.307
121,305 20,584 141,889 121,305 105,528 62,272 0.590 82,856 77,881 57,751 0.742 0.940 0.752 58,533 43,404 0.411

表の編集が面倒だったので、OpenOffice Calcで作ったものをそのまま貼り付けました。
多少体裁が乱れていますがご了承ください。

まず(A)筆記試験の合格率ですが、筆記試験での(合格者) / (受験者)です。
大体6割前後だというのが分かります。

(B)技能試験の合格率は、技能試験での(合格者) / (受験者)です。
大体7割前後だというのが分かります。

(C)技能試験の受験率は、受験資格がある人の内どれだけの割合が実際に受験したかです。
技能試験の(受験者) / (申込者)です。
技能試験の申込者は、「筆記試験合格者」と「受験申し込みをした筆記試験免除者」の合計です。
1割弱が技能試験の受験資格はあるけど受験せず、9割超が技能試験を受験したというのが分かります。

(D)技能試験申込者の内筆記試験合格者の割合は、筆記試験の(合格者) / 技能試験の(申込者)です。
技能試験に申し込んだ人のうち、7~8割が筆記試験から勝ち上がってきた人だというのが分かります。

(E)技能試験受験者内の筆記合格者数は、筆記試験から勝ち上がってきた後に技能試験を実際に受験した人数です。
と言っても実際のところは上の表からは分からないので、技能試験の全受験者を(D)で按分しているだけです。
技能試験の(受験者) × (D)で計算しています。

(F)技能試験合格者内の筆記試験合格者数は、(E)の内どれだけの人数が技能試験を合格したかです。
技能試験の(合格率) × (E)で計算しています。

最後に(G)筆記試験からの合格率は、筆記試験と技能試験の両方を受験して合格する割合です。
(F) / 筆記試験の(受験者)で計算しています。

以上から、普通に筆記試験と技能試験を受験して合格する割合は4割程度というのが分かります。
第二種電気工事士に合格すれば4割ちょっとの精鋭・・・とは言い過ぎかもしれませんが、それなりの壁を超えてきたと言えると思います。

あと後期試験の方が難しそうだというのも見えてきます。
問題が難しいのか受験者の意識が違うのか、そのあたりは分かりません。

ちなみに高校の確率の授業で条件付き確率というのを習ったと思いますが、筆記試験をクリアしたという条件下での合格率は7割になります。
なのでそこまでビビる必要はないと思います。

ランキング



にほんブログ村 小遣いブログ 海外輸出・輸入ビジネスへ
スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメント

  1. なかむら より:

    七割かー。
    自信が出ました。
    油断しないで頑張ります。

  2. くれもな より:

    なかむらさん
    7割ですね。
    10人中7人は合格できているということなので、そう考えるとそれほど難しそうではありませんね。
    技能試験は1つのミスで即アウトというのがあるので、ぼくも絶対に合格できるという自信は持っていません。
    ただそのミスは努力次第で限りなくゼロに近づけることはできると思います。
    神奈川県の技能試験まであと41日、お互いに頑張りましょう。

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。

*