複線図の時間短縮について考えてみました

昨日の記事でも書いたけど、複線図を書くのに3~5分ぐらいかかっています。
これを何とかして時間短縮できないものかと考えてみました。

そもそもですが、なぜ複線図を書く必要があるのかというところから考えてみました。
答えは、ジョイントボックスやアウトレットボックスでの接続と、あとはスイッチなどの接続を間違えないようにするためだと思います。
スイッチについても、単品で接続するなら全然難しくないと思いますが、2個3個と連用取付枠に取り付けて渡り線を使う場合とかに難しくなってきます。
・・・と書いてみて、この辺りに理解するコツがあるのかもと思いつつ、それは後で考えることにします。

他の器具については複線図を見ないでも接続できると思います。
ランプレセプタクルや引掛シーリングなどについては白線と黒線を接続するところは決まっているので、複線図なしで電線を接続できると思います。

ということで、複線図を書く手順をちょっと分解して並び替えてみました。
いくつか例題で説明してみます。

まずは候補問題No.9から。
SN3V0907

1.単線図に書かれている電源、器具などを同じ配置で書く。
SN3V0908
ここまでは今までの手順と同じです。
ただし、電源の接地側非接地側とかNLとかは省略します。
あとEETから伸びる接地線は、間違えないように先に緑と書いておきます。

2.電源からスイッチを除く全ての器具を線で繋ぎ、線のそばに白と書く。
SN3V0909
ここからちょっと違ってきます。
この図を見て、電源から伸びる接地側の線はこのように繋がっているというのを意識しましょう。

3.電源からスイッチと常時点灯の器具を線で繋ぎ、線のそばに黒と書く。
SN3V0910
三路スイッチ(+四路スイッチ)がある場合はこれを全体のグループと見て、片方の三路スイッチの0番に接続します。

4.スイッチから対象の器具を線で繋ぐ。
SN3V0911
ここで引く線は色を問われることが基本的にないので、線の色を省略しました。
この問題では、2芯で白でなければ黒、黒でなければ白だと分かるし、3芯で白黒でなければ赤だと分かります。
もっと自由度が高くて色を間違える可能性があるという場合は、色を書き込んでおくといいでしょう。

ここまで書けたら、接続するのに十分だと思います。

もう一問、候補問題No.6をやってみます。
SN3V0912

1.単線図に書かれている電源、器具などを同じ配置で書く。
SN3V0913

2.電源からスイッチを除く全ての器具を線で繋ぎ、線のそばに白と書く。
SN3V0914

3.電源からスイッチと常時点灯の器具を線で繋ぎ、線のそばに黒と書く。
SN3V0915
三路スイッチは左の0番に接続します。

4.スイッチから対象の器具を線で繋ぐ。
SN3V0916
三路スイッチの0番は(個人的な趣味で)黒線にしたいので、黒と書いておきました。

以上です。
三路スイッチの渡り線は二本を平行に繋ぐだけなので、特に書かなくても接続できると思います。
不安がある場合は引いておいてください。

この他、端子台を使って200Vとか3φ3Wの電源から接続する問題がありますが、この部分は複線図を書かなくても作ることができるのではないかと思います。
ただし施工条件には注意して、線の色を指定されていたり電源表示灯の接続位置が指定されていたりすると思うので、それを見て施工しましょう。

手順を並べ替えて多少簡略化しただけのものですが、これで少しは時間短縮できると思います。
自分でいくつか書いてみて時間を測ってみましたが、どれも大体1分から1分半ぐらいで書けました。

繰り返しますが、技能試験において複線図は接続を間違えないように施工するためのものであって、複線図そのものは全く採点されません。
なので綺麗に書く必要はなく、最低限間違えそうなところが分かるように書いておけばいいと思います。
綺麗に書く必要はないとは言っても、自分でも読み難いような図を書いてしまうと接続を間違えないように施工するためのものという要件を満たさなくなるので、そのあたりは自分で考えてください。

複線図の時間短縮については、次回も続きます。

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